ふろね小話（M3ボマスありがとうございました）

こんにちは、風呂猫です。もうすぐ冬も本番を迎えそうですね。「秋空ノヲト」たくさん聴いていただけたでしょうか。もちろんまだまだ、ゆっくりゆったり楽しんでいただきたい1枚です！

さて、今日はそんな「秋空ノヲト」に収録された、私の曲について。というか私について？お話をしたくて書きました。 (長文です。ご了承ください)

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Ms. Autumn

れおれおさんがこの曲を聴いて描き下ろした絵を見たとき、思わずニヤッとしてしまいました。本当に、そのまんま。詩を初めて読んだ時から浮かんでいたワルツのイメージを、ちゃんと音にできていたんだなって、とてもとても嬉しくなりました。

色づいていく木々、風に舞う落ち葉、ほんのりと冬の香り… 巡る季節の中をちょっと駆け足で過ぎていく印象が、秋にはあります。私だけでしょうか。くるくると軽快なステップにのせて、私の「秋」が皆さんに届いていたらいいなと思います。

今回、この曲を出すにあたって、necotoという名義を使わせてもらいました。 necotoは、遠野遊さんという方の文章と詩に惚れ込んだ私が「歌にしてもいいですか！！」と猛アタックしたのをきっかけに始まったサークルです。まあサークルと言いつつも実態としては、遠野さんの詩を私が(勝手に)歌にして楽しむ会、なのですが…。私が歌ったり、UTAってもらったりして、necotoと名乗るようになったのが4年前。ネットに投稿したのも初めの数曲だけで、ここ3年くらいの間、necotoはほんとに私の家の中だけでの存在でした。

でも、ihatovoとの出会いがあって。また作り手として活動する機会を得ることができたのだから、こんなにいい詩を一人で楽しんでいるのはもったいないなと、思いました。歌うことが、私なりの愛情表現というか。大切な友人が生んだ言葉たちだから、寄り添うような音で、いろんなところに大好きを込めて。そんな気持ちで曲を作っている、つもりです。

これからまた、少しずつではあるけれど。 necotoの詩が、音になって、どこか遠くへ届くように。近くのあなたにも届くように。 ihatovoの素敵なメンバーの力を借りながら、私なりに頑張っていきます。待っていていただけたら、また聴いていただけたら、嬉しいです。