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M3 ありがとうございました

2017年4月30日、東京流通センターで行われたM3

無事、終えることができました!本当にありがとうございました。

すべてが、ihatovoメンバーとご来場くださった方々、見守ってくださった方々のおかげです。

作り手として初めて参加できました。感謝の気持ちでいっぱいです。

CD「北極星」と画集「星色ノ手帖」、5月6日のコミティアでも頒布されます。

そちらは仕事の都合で私は参加できないので、残念です…。

素敵な作品たち、また誰かが手に取ってくださることを願っています。

で。今回お話ししたかったのは「北極星」に収録された、私の曲について。

ここからすこーし長いです、ご了承ください。

◆  ◆  ◆

3曲目 polar star

 アルバムテーマが決まった時、まず私がやってしまったのが、北極星という言葉をググることでした。検索結果の半分くらいが美味しそうなオムライスで…というのはさておき、勉強になりました。こぐま座を構成する星だと知って最初に書いた歌詞はボツにしてしまったのですが、メロディラインだけ、少し手直しをして間奏の部分に使っています。

 ちなみにこんな歌詞でした。

 「みんなはぼくを見てるのに ぼくもみんなを見てるのに

  ちっとも近くにこないんだ ずっと離れたままなんだ」

 「それなら僕はこうしよう 夜の海を泳いでいって

  こぐまのしっぽに登って 君に会いに行く」

 道標なんて言われて、ずっと留まっていると、色々思うところがあるんじゃないかな、なんて。近づけない、離れたまま、というのは完成版のキーワードとしても生きています。

 カシオペヤ座が、ポセイドンからの罰で海に入れなくなり、夜空に居続けているという話も今回のおかげで知りました。神話ってなかなか面白いですね。

 「歌」であることを一番大切にしたくて、ずっと歌いながらつくりました。韻もたくさん考えました。一番星で、二等星で、三重連星。ここ、好きです。あと、この曲の歌詞は前向きな話にも悲しい話にも、聴いている人が好きに解釈できるよう意識して書いています。あなたはどちらに感じましたか?

8曲目 標が消えるとき

 北極星が消える、夜明けまで。夜空が白んでいく様子を思って書きました。

 きっとそれはそれは静かな空間だけれど、その様子を見ている人たちの心の中はまた違うのかな、なんて考えたり。上の曲の「僕」もそうかもしれません。

 インストゥルメンタルをつくったことがほとんどなくて、こんなにも難しいとは思わず…本当に苦労しました。kenkenpahさんを心から尊敬します。

という感じで、曲のあとがきを終えたいと思います。

愛情込めてつくりました、素敵な曲たちの仲間に入れてもらって、素敵な絵にもなって。

嬉しすぎてさらに欲が出てしまっています。

たくさん聴いていただけたらいいな、口ずさんでいただけたらいいな。

これからも頑張ります。よろしくお願いいたします。

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